| 04.26.04 |
| 「ジャクソン・ブラウン ライヴレポート」 (@ Bunkamuraオーチャードホール 4/22&23) タイトル、アーティスト名、ジャケット写真をクリックすると、CDの購入画面に行くことができます。 |
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JACKSON BROWN東京公演2004.4.22 at BUNKAMURA ORCHARD HALL
ギターの弾き語り、ピアノの弾き語りと続くわけだが、普段バンド・アレンジにばかり親しんでいるせいか、曲によっては無茶苦茶新鮮な感じのするものもあるし、感動の度合いがCDの何倍も強いものがある。どうしてもリクエストを聴いてくれるとなると、普段聴けない、わりとマイナーな曲ばかりを探してしまう傾向があるが、そこは百戦錬磨のジャクソン。会場からかかる声を、それこそ聖徳太子のように聞き分け、リズムの強弱や有名無名の度合い、新旧のレパートリーをうまく配分して進んでいく。途中、MCで「今日の僕はしゃべり過ぎかな? みんなボブ・ディランのコンサート見たことあるかい? ボブは殆どしゃべらないよ。曲が終わったら、客をジロっとみるだけ。何にもいわないんだよね。」なんて、ジョークとも本音ともつかないおしゃべりも聞かせてくれながら、淡々と、しかし、静かに熱いジャクソンとファンだけが共有できる至福の時間を刻んでいく。途中15分の休憩を挟んでトータル約2時間半の文字通りのワンマンショー。ブルース・スプリングスティーンの時とはまた違う、素晴らしいライヴであった。アンコールで「LIVES IN 〜」「I AM A PATRIOT」と続けて、MCではあえて何も言わないまま、やんわりと今のアメリカの政治姿勢に疑問を投げ掛けたりしたあたりはさすが。終わったあとは、今日聴けなかった曲は何があったかなぁと思いつつ、明日は、その曲をリクエストしようと、心の中でつぶやきながら帰路についた僕だった。ちなみに、聞き逃しソングのナンバー3は「SKY BLUE AND BLACK」「FOUNTAINS OF SORROW」「LOAD OUT」だったが、内2曲は次の日、めでたく聴くことが出来、2日まとめて大満足であった。
<<2004-04-22 のセットリスト>> *(g)はギター弾き語り、(p)はピアノ弾き語り 1. The Barricades Of Heaven (g) 2. I'm Alive (g) 3. Here Comes Those Tears Again (g) 4. Something Fine (g) 5. Take It Easy (g) 6. Our Lady Of The Well (g) 7. These Days (g) 8. For Everyman (g) 9. Your Bright Baby Blues (g) 10. Farther On (p) 11. Rock Me On The Water (p) 12. Late For The Sky (p) --- break --- 13. Looking Into You (p) 14. Mohammed's Radio (p) 15. Mutineer (p) 16. Love Needs A Heart (p) 17. Too Many Angels (g) 18. My Opening Farewell (g) 19. The Times You've Come (g) 20. In The Shape Of A Heart (g) 21. World In Motion (g) 22. Everywhere I Go (g) 23. Sleep's Dark And Silent Gate (p) 24. The Pretender (p) 25. Running On Empty (g) --- Encore --- 26. Doctor My Eyes (p) 27. Lives In The Balance (g) 28. I Am A Patriot (g) ジャクソン・ブラウン 東京公演2日目(4月23日) Bunkamuraオーチャードホール アメリカを代表するシンガー・ソングライター、ジャクソン・ブラウンの東京公演の2日目(4月23日)を見た。会場は渋谷のBunkamuraオーチャードホール。今回の日本公演はソロによるアコースティック・ライヴと知ってはいたが、これほど“異色”のライヴだとは思わなかった。40数年生きてきて初めての体験だった。音楽関係の仕事をしてきたこともあって、(ここ数年は極端に減ったが)一般の人よりは多くのライヴを見てきたと思う。それなのに・・・初体験とは・・・(苦笑)。ステージにはアコースティック・ギターが全部で14本用意され、向かって左がギター、右がエレピを演奏するコーナー。いくらアコースティック・ライヴとはいえ、ギターの本数が多すぎると思っていた。が、それには訳があった。 客席の照明が消えてふらりとステージに現われたジャクソンは置いてあったギターを1本取り、イスに座って演奏を始めた。何かリハーサルでもやるような、そんな雰囲気で・・・。曲が終わり、拍手が鳴りやむと客席のあちこちから、やってほしい曲名が飛び交う。で、その中の一曲を歌い始める。終わるとまたリクエスト、そして応えて歌う。その繰り返しだった。曲によってギターを変えたり、エレピに移ったりしながら、たんたんとステージは進行していく。オープニングやラスト、そしてアンコール曲は恐らく決めていたとは思うが、演奏曲のほとんどを“リクエスト”だけで、それもライヴ・ハウスではなくホールでやってしまうとは。こちらの予想をはるかに超える、初体験のライヴだったからこそ“異色”という印象が強かったのだと思う。ライヴが始まったのが午後7時5分頃、終わったのが午後9時45分を回っていた。途中15分ほどの休憩をはさんだが、それでも2時間半のソロ・ライヴ。飽きるかと思ったら、まったくそんなことはなかった。デビューしたのが72年なので32年ほどのキャリアの中で世に送り出された名曲がたくさんあるのが強み。この日も数多くの名曲がアコースティック・ヴァージョンで披露されたが、個人的にはエレピで演奏した「レイト・フォー・ザ・スカイ」と「プリテンダー」に震えた。ほかにも「ファウンテイン・オブ・ソロー」「ディーズ・デイズ」「ランニング・オン・エンプティ」「リンダ・パローマ」、そして「テイク・イット・イージー」など、特に70年代のアルバムからの名曲に感慨ひとしおだった。 ギターにしてもピアノにしてもジャクソン・ブラウンは特別うまいわけじゃない。この日も「ロージー」をエレピで演奏中、明らかにコードを間違って、苦笑いしてたし、ギターだってミストーンあり。そういえば歌詞を途中で忘れた曲もあった。それでも2時間半のライヴが終わったときに十二分に満足していたのは、プレイヤーではなく、曲を書いて歌うシンガー・ソングライター/ジャクソン・ブラウンの“歌心”に、こちらの心も共鳴していたからだと思う。それにしても、歌声も背格好もヘアー・スタイルもラフなファッションも、デビュー当時からなにひとつ変わらないのは驚き。「ジャクソン、あなたは本当に56歳なんですか?」。こっちが早く老けてそうです(笑)。
<<4月23日のセットリスト>> *(g)はギター弾き語り、(p)はピアノ弾き語り 1. The Night Inside Me (g) 2. These Days (g) 3. For A Dancer (p) 4. Mohammed's Radio (p) 5. Sky Blue And Black (p) 6. Call It A Loan (g) 7. Looking East (g) 8. Rosie (p) 9. Looking Into You (p) 10. Before The Deluge (p) 11. Linda Paloma (g) 12. Take It Easy (g) -- Intermission -- 13. For Everyman (g) 14. I Thought I Was A Child (p) 15. Fountain Of Sorrow (p) 16. Barricades Of Heaven (g) 17. Your Bright Baby Blues (g) 18. I'm The Cat (g) 19. I'm Alive (g) 20. Love Needs A Heart (p) 21. Alive In The World (p) 22. The Pretender (p) 23. Running On Empty (g) -- Encore -- 24. Late For The Sky (p) -- Encore 2-- 25. For America (g) 26. I Am A Patriot (g) |
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