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ブライアン・ウィルソン
スマイル
ワーナー エンターテイメント ジャパン/WPCR-11916/\2.625
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10月6日に国内発売になるこのアルバムを、僕はどれだけ待ち焦がれただろうか。本来であるならば、ビーチ・ボーイズの絶頂期、1967年に、この傑作は生まれていなければいけなかった。そして、ビートルズの『サージェント・ペッパーズ』と並び称される、英米の60年代代表作になるはずだった(つまりは、あの名作と誉れの高い『ペット・サウンズ』すら超えるはずだった!)。それを当時のキャピトル・レコードのバカどもがつぶしたのである。あれから37年。『スマイル』の完成はブライアンにとっては悲願であり、執念であった。完成したアルバムの素晴らしさは、あえて言葉にしない。老若男女、本当の音楽愛好家なら、何度か聴くうちに、こころで感じ取ってくれると思うから。ただし、決して商業的なアルバムではないから、一部のオヤジたちの感傷を除けば、日本ではあまり話題にならないかもしれない。でも、声を大にして言う。このアルバムの37年ぶりの完成で、ようやくアメリカのロック史は、正常なルーティーンに戻ったのだ。それほどこのアルバムが語りかけてくることの意義は深い。
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